ビジネス書から学んだ価値ある一節

経営、ビジネスに関わることを中心に、ビジネス書から私が学んだ「重要だと思ったキーワードや一節」を最大3つまとめていきます

そもそもマネジメントとは何なのか?

「マネジメント」とは何か? 他の経営管理のキーワードとのつながりや相互の関係など・・・ドラッカーへの理解を深めたくて読んだ本。 基本的なこと、大事にすべきことが、わかりやすい言葉で示され、ドラッカーの教えを本質的に理解したい人にお薦めの一冊だと思った。

この本で私が重要だと思ったキーワードや一節

  1. 人と組織の強みや創造性を最大限に引き出して経済的、社会的に価値ある成果をあげることがマネジメントです。(P9)
  2. 変化を機会ととらえるイノベーション思考と、その機会を自社の強みによって活かす戦略思考は、両者が保管しあうモノです。(P140)
  3. 組織は、棄てるよりも、むしろ増やすことが得意です。そのため、「TODoリスト」と同様に「To Stop」リストを活用するという考え方も話し合ったことをおぼえています。(P142)

出典:「ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント」 藤田 勝利 (著) 日本実業出版社 (2013/7/20)

感じたこと、気付いたこと

そもそもマネジメントとは何なのか? 分かるようでいてしっくりとこない定義がある中で、私にとっては「人と組織の強みや創造性を最大限に引き出して経済的、社会的に価値ある成果をあげること」という一節が、シンプルでいて最も納得感が得られた。

イノベーションと戦略思考が変化の時代においては同義であることも新たな確認。ドラッカーの著書にもあったのかもしれないが、今回ようやく両者の関係性を正しく理解できたように思う。

「To STOP」リストの作成は、変化の時代において重要なスキルだと思った。。 つい、増えがちな業務の生産性向上を改善するためにもが今後活用していきたい。

その他にも、「事業とは何か?」「マーケティングとは?」「イノベーションとは?」「戦略とは?」「組織風土とは?」「コミュニケーションとは?」「真摯さとは?」などなど、経営用語の本質的な意味を理解することができる一冊だと思う。 ドラッカーの著書を読んで、解釈は捉え方に悩んだら一緒に読みたい一冊。

ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント